スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2015年07月15日

USJハリポタ1年、業績大幅拡大で効果てきめん、沖縄、アジアへ事業拡大

テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)に人気映画「ハリー・ポッター」のエリアが開業してから、15日で1年を迎えた。

 関東や海外からも客を呼び込み、運営会社の業績は急拡大し、「ハリポタ効果」はてきめんだ。ただ、USJ自体の増強が限界に近付くなか、沖縄での第2パーク構想や運営ノウハウの海外輸出など新事業も手掛ける一方、資金調達の道も広げ、一段の成長を目指す。(中山玲子)

 脱関西の「転換点」

 USJの運営会社ユー・エス・ジェイは、ハリポタ開業で「年間200万人程度の増客効果」(グレン・ガンペル社長)を見込んでいた。平成26年度の入場者数は前期より約2割(220万人)多い1270万人と、まさに的中した。

 関東エリアでテレビCMを集中的に流し、関西に依存してきたターゲット層は、全国から海外に広がった。ハリポタエリアのオープンは、開業15年目を迎えたUSJにとっても大きな「転換点」となった。

 運営会社の業績も急拡大し、26年度の売上高は前期の4割超も増え、最終利益は約3・4倍の222億円に膨らんだ。ハリポタエリア建設に投じた年間売上高の半分に相当する450億円の資金も遠からず回収できそうだ。

 大阪だけでは限界

 ただ、これまで中核施設のUSJで投資を続けてきたが、敷地を考慮した場合のUSJの年間入場者数の能力は最大で1500万人程度とされる。そこで、「大阪以外でも企業として大きく成長したい」(ガンペル社長)との考えから、構想が固まりつつあるのが、沖縄県本部町の国営海洋博公園内の自然をテーマにした新パークの建設だ。

 さらにユー・エス・ジェイが着目するのが、日本のコンテンツの活用だ。漫画「進撃の巨人」などをアトラクション化しており、アトラクションやイベント運営のノウハウをアジアなど海外へ輸出する方針で、森岡毅執行役員は「日本には米映画に劣らないコンテンツが豊富」と強調する。

 問われる真価

 ユー・エス・ジェイは5月に東京証券取引所に再上場を申請した。早ければ9月にも上場する見通し。「上場で得た資金は(沖縄の新パーク建設に)使わない」というが、資金調達の手段が広がれば、将来の投資の選択肢も増えそうだ。

 緩やかな景気回復で、テーマパーク業界は活況だ。政府統計によると、26年の国内テーマパーク・遊園地の市場規模は6千億円を突破。東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)は29年春にも人気映画「ファインディング・ニモ」のアトラクションを導入する。

 拡大戦略に踏み出せば、内外の手ごわいライバルとの競争も避けられない。新規事業もそれなりのリスクが伴う。沖縄のパークは地元理解を得られるか懸念が残る。コンテンツ輸出でも、テーマパーク産業がアメリカや日本ほど盛んでないアジアでは不安もある。「新なた次元」に踏み込むユー・エス・ジェイの真価が試される。
ラテール RMT  


Posted by mommyh at 10:57Comments(0)
< 2015年07>
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
カテゴリ
最近のコメント
QRコード
QRCODE
庄内・村山・新庄・置賜の情報はコチラ!

山形情報ガイド・んだ!ブログ

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
mommyh